シート留めボルトを活用

以前、ある400K/600D乗りの方が自作してみえたものと基本は同じです。
つてをたどって、NC旋盤を使って精密部品の大量加工している業者さんに依頼しました。

400とか、まだたくさん走ってるうちにやればよかったのかなぁ。 材質はステンレスです。

発注図面



こんな風に、本来のボルト頭を延長して軸を出します。
右側が車体取付け側、まんなかへんまでが本来の取付けボルトと同じ形です。
軸があり、左側はシートの脱着に便利な様ローレット加工が指示してあります。

完成品

上が純正、下が製品です。純正品を支えているのは、たまたまあった適当な物です。
左側が丸いのは、加工工程の都合です。少数試作なので段取り上こうなりました。
追加で作る場合、ここは平らになり中央に位置決めの穴(貫通ではありません)があく予定。

データ設定、工作機設定、材料設定などの最低製作経費があるので、結局2本で2800円かかりました。
少数とはいえ、車両取付分と予備を考えても余ります。だれか実費で要りませんか?
無くなれば追加製作もできますが、次は試作扱いじゃないのでもっとたくさん発注になります。
事前に希望人数を30人位集めなくては、在庫リスク高くて発注できません。(^-^;)

取付

純正品と違い、手でネジ込めます。
サイドカウルどころか収納式フック(私のは代りにリヤキャリア付いてますが)より内側
なので、ひっかかる危険性は非常に低いです。これでかかるなら純正フックでも同じ。
頭がゆるやかにカーブしてます。今回だけの仕様です。
次に作るとしたら、ここが平たくてまん中にポチっとへこみがある物となります。


JTCのフックを掛けてみました。
まあまあいい感じだけど、ちょっとかかりが浅いかもしれません。
ゴムロープならきれいに掛かりますし、不安ならひと巻きすればOKです。

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