無けりゃ作る

　補正をいろいろやってみてますが、何と言うかキャブやサスのセッティングを変に振ってしまったかのごとくドツボにハマリ中。それはそれで継続して、思い切ってもうひとつ型取りを始めました。どっちが早いやら。(^-^;)

　涼しくなったぁ！てんで早速本番品をレース用の樹脂で製作。ところが、取付穴を明ける段階で「合わない・・・」非対称なので、原型から型を外してもしばらくは硬化が進むみたいで、その過程で歪みが出たみたいです。ダンボールなどでつっかいをして、型の外側に補強板を付けて正しい形で安定させるように補正。あ〜あ、この製品版はパァだなぁ。
　下手に急いでつっかいを外すと、また歪みが戻ってしまうかもしれない。プロならそういうのも判って先手を打って補強なんかをしておくんでしょうね。仕方ないので、十分硬化するまでの待ち時間に別の事を始めました。

　猛暑になって、樹脂があっという間に硬化してしまいます。
　雨の次は晴れ。いいんだけど、極端過ぎ。
　積層どころか、型に塗布する端から固まってガラス繊維が含浸させられない。(^-^;)こういう時、エアコンと換気の完備した作業場所があればいいんでしょうけど個人の趣味ではそこまで出来る訳もなし。もう少し気温が下がるまでは中止ですね。

　そうそう、取付金具はすごく良い出来で仕上がりました。輝くメッキが、ろくに洗車してないバイクとミスマッチですが（＞洗えよって(^-^;)。

　実走試験、ほぼ予定していた分が終わりました。結果に基づき最終原型加工中です。
　雨天続きで進行が遅れて困ってます。湿度が高いと、FRPの樹脂が硬化不良を起こしてしまいます。それに加えて脱型用の離型剤が水性のものを使っているため、先日など朝塗布していったのに夜になっても乾燥してなくて驚きました。仕方なくドライヤーで乾かしましたが30分くらいかかりました。晴れていれば自然乾燥だってそれより早いのになぁ。
　振替休日に作業をしようとしたら急遽日帰り出張が日程変更。(-_-;) 作業手順考えると苦しい展開になりつつあります。あと仕上げパテ磨きと型取りとを6日午前中に完了させておかないと、6日中に完成品が出来ない。(^-^;)

　当面作成する目標数は、600D/400K型対応品を自分用+2個と
600E/400N型対応品を10個予定してます。 途中でくじけなきゃね。（笑）
　お財布からは、とっくに10万円以上が飛んでいってます。ああ厳しい。金具の支払いもあるし。(^-^;)　資金不足という大敵が居ます。
　試作品は白ゲルコート仕上ですが、実際には黒ゲルコート仕上になります。白で試作したのは、干渉などの不具合を見たり修正の要る所を直接書き込んだりしやすいからです。実際に使うと汚れが目立って駄 目でしょうね。塗装するならいいのかな。

　対応型式違いの互換性はE→Dの一方通行です。
　 年式が古いほうから新しい方へ乗り換えるのが普通だから、そういう対応できなきゃって？いえいえ、パソコンソフトでもなんでも、新しい型に対応した物が、古いほうをカバーするもんですよ。（笑） 実際はスイングアームとかの違いからそうなっちゃうんです。E型対応を少し切り飛ばすとD型に付きます。
　どうにもならない点として、リヤショックが一杯まで沈む直前に干渉当たりがあります。
　ほぼフルストロークまでの8割あたりかな？シートレール横あたりで、シート裏側のインナーカウル角とタイヤに挟まれます。通 常走行では問題無い程度です。タンデム+荷物満載とか、段差でドンと着地した時に当たると思います。それで割れる事はまず無いはずですが、 対策部品も考えてます。この後作成予定。推定価格（笑）18000円〜かな？
　タイヤとのクリアランスも、純正サイズのみ適応確認です。というか上記の理由はタイヤとそのシート裏部品がすでにかなりぎりぎりのため、本来挟める状態じゃないからです。
　干渉しない範囲でリヤショック側を遮るタイプも作ってみる予定です。 そうなるとシート裏方向にはドロ跳ねるか。これはどうしようもないなぁ。
　 取付は、チェーンカバーと交換です。反対側はリヤブレーキのトルクロッド前後のナットで共締め固定です。取付金具は共通 です。