1.まずはタンクをはずします。あ、その前にシートはずしてます、念のため。
フロントのこのネジは10mmボックスレンチに延長工具を着けてゆるめます。左右交互に緩めて、最後は抜き取らず少し差し込んだままにしておきます。そうすれば急にタンクがずれたり落ちたりしないので安心です。
2.サイドカウルの固定ビスを外します。このステップすぐ上のさえ外せば作業できます。ただし、慣れないとサイドカウルとタンクを当ててしまったりサイドカウルをうっかり引っ張りすぎて傷や破損の原因となります。初めて自分でやる場合はサイドカウルも外したほうがいいです。今回の作業としては、このビス真上ぐらいにあるサイドカウルのはめ込み固定部分をタンクから外します。
3.タンク後部固定ステーを外します。左右2本ずつ計4本あります。落とさないよう注意。
4.燃料ホースを外します。負圧コックを使っているので、太いのと細いのと2本あります。太い方のホースが青いのは、保護カバーを後付けしています。通 常はどちらも黒いゴムホースです。左下、指で示しているのがタンク側の固定受け部分です。ここにサイドカウルの突起がはめてあります。
5.タンクを外す時は、もう1本タンク右の裏側にある燃料センサーから出ているコネクターも外します。そしてフレームヘッド側で仮止めに残していたビスを外してタンクを下ろします。
6.点火コイルを外します。配線まで取らなくてもいいですが、これを外さないと2番・3番のプラグが大変外しづらいです。コイルを外した方が作業性も良く、時間もかからないです。これも10mmレンチです。
7.コイルが外れました。
8.プラグを外す前に、各プラグホールを念入りにエアブローします。
9.砂ぼこり、その他なにが入り込んでいるかわかりませんからしっかりやります。エンジンに異物が落ちると取り返しがつかないので念入りに。
10.プラグを取り換えます。新品は、あまり締めつけ過ぎないように注意。
11.乗車方向から見て左から1・2・3・4番です。カワサキはコードにちゃんと番号が振ってあるので分かりやすいですね。きっちりとはめます。ぐいぐいと、多少押し込みすぎるくらい押えて、走行時の振動で緩まないようにします。
12.あとは、最初からの作業を逆に行い、元通りに組み付けます。これは、今回使ったプラグです。
おまけコメント
いままで使っていたプラグは、スプリットファイアーのプラチナでした。60497.2km走行時に入れて、今回入れ替え時は87188.4km。26691.2km使用とは、酷使どころじゃないですね。